About

小野哲也(おの てつや)。IT歴 約30年、教育歴 約20年。宮崎県都城市の専門学校・高専で教えながら、業務システムの開発とAIを使った個人開発をしています。

小野哲也(おの てつや)

1971 年生まれ。IT の仕事に関わって約 30 年、教えるようになって約 20 年になります。宮崎県都城市を拠点に、専門学校と高専で非常勤講師をしながら、企業の業務システム開発と、AI を使った個人開発をしています。

経歴を並べると「熊本大学 → 日本電子専門学校 → エンジニア → 講師」と一本道に見えますが、矢印の間は回り道だらけです。大学は英語とドイツ語で詰まって中退。専門学校で習った C 言語は赤点ギリギリで、ポインタのポインタは本当に分かりませんでした。その私が今 C 言語を教えています。つまずいた経験があるので、つまずいている人の気持ちは分かるつもりです。

もともと物覚えが悪く、公式が覚えられないので試験のたびに自分で導き出していました。何回かやるうちに結局覚えてしまう。手も足も出ない問題は、答えと解説から「解き方」だけを抜き出して、もう一度自分で解く。大事なのは頭の良さより、考えるのを止めないことだと思っています。教えるときも、この順番を守っています。

現在の所属

  • 都城コアカレッジ 情報システム科(2014 年〜)
  • 国立都城工業高等専門学校 非常勤講師(2014 年〜)
  • 藤元メディカルシステム看護大学校(2023 年〜)

これまでに延べ 3,000 名以上の学生に技術指導をしてきました。担当してきたのは C 言語、Java、Python、アルゴリズムとデータ構造、データベース設計(SQL、Access)、Web 開発の基礎、情報処理技術者試験対策です。

システム開発の実績(1997 年〜)

  • 売上管理システム(ボブキャット九州、2017 年〜)。MS Access から SQL Server へ移行し、処理速度を大幅に改善
  • 組合基幹システム(大阪府旅行業協会、2009〜2012 年)。ユーザー側 SE として要件定義から参画
  • 校内出席管理システム(都城コンピュータ専門学校、2005 年)。Web ベースへ完全移行

使ってきた技術は Java、Python、C/C++、VB.NET、Ruby、PHP、JavaScript、SQL。データベースは SQL Server と PostgreSQL が中心です。

AI との付き合い方

2022 年 8 月、画像生成 AI の登場をきっかけに AI に本格的に取り組み始めました。今は AI エージェントを組み合わせて、日記ツール、小説の執筆支援ツール、解説動画を作るツール、時間割 PDF をカレンダーに変換するツールなどを個人で作っています。執筆支援ツールは AI っぽさを消して自分の書き癖を真似させていて、8 割くらいは任せられるところまで来ました。

もう一つ作っているのが AI の「ハーネス」です。馬の手綱のようなもので、AI が勝手なことをせず目的に向かって進むための仕組みです。自動でやってよいこと、やってから報告すること、人間に確認すべきことを分け、設計の段階ごとに承認を取らせます。AI が賢くなるにつれて必要な手綱の形も変わり、今使っているのは 4 代目です。

授業でも AI の使用は禁止していません。ただし、答えをもらう使い方は実力を落とし、考える段階を踏む使い方なら伸びる可能性がある、という研究結果があります。学生には「AI は自分が考えるための踏み台」と伝えています。詳しくは AI を使った学習テクニック集 に書きました。

保有資格

  • ソフトウェア開発技術者(2004 年)
  • 初級システムアドミニストレータ(2001 年)
  • 情報処理 2 種(1995 年)
  • 第二級陸上特殊無線技士(1991 年)

仕事の外で

タロットカードを昔から集めていて、今はオリジナルのタロットを制作中です。絵には AI も使いますが、カード 1 枚ごとに意味があるので構図は自分で考えないといけません。光硬化式の 3D プリンタで小物も作っています。データを用意して印刷し、洗って仕上げるまで手間はかかりますが、形になるとやはり楽しい。デグーの玄斗(オス)と暮らしています。